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SDI 中国IT・ネット事情
2007/09/20発行
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インタースクール東京校 特別セミナー
知日派が語る“ありのままの中国”
「光も影も中国」
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■セミナー名:「光も影も中国」■日時:9月23日(日)14:00?15:30
■講演者:奈良大学名誉教授・元上海復旦大学教授 蘇徳昌
???国際的な問題となっている中国製品の安全性と、その背景に
ある国民性、歴史などから「本当の中国の姿」を浮き彫りに???
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【ITソリューション】
JIT(ジャスト・イン・タイム)生産への道(1)
中国での“完全なカンバン”作り 社内整備、常識の壁が難題に
■中国でJITの導入を目指して
大連のある日系企業の総経理から「トヨタの“カンバン方式”と完全に同じ
システムを導入したい」といわれた時、私は思わず「本気ですか?」と聞き直
してしまいました。それから約1年間、大連に通い、 06年9月にシステムが完
成した時もようやくスタートラインに立ったという思いでした。日本でこの話
をした時、「日本でも中国との競争に勝つためにこれからJIT(ジャスト・イ
ン・タイム)を導入しようとしているのに、既に中国でもJITを導入する企業
があるのかとショックを受けた」という声が上がりました。
カンバン方式の導入は、トヨタ関連の工場を見学したり、トヨタ生産方式の
本を読んだりして形だけ整えても決してうまくはいきません。基本となる考え
方を理解した上で、自社のあるべき姿を作り、現状を正確に把握し、何から着
手すべきかを自ら見つけ出さなくては意味がないからです。1年間の大連での
活動は、“不完全なカンバン” を“完全なカンバン” にしていくために、シ
ステム仕様の議論を通じてJITの考え方を理解してもらうということが中心で
した。
■紛糾する中国人幹部との会議
総経理の“完全なカンバン” には「我流は許さない」という強い意思が込
められており、本来のシステム仕様について中国人幹部と議論する余地はあり
ませんでした。あえて議論をしたのは、カンバンは原理原則や運用ルールが厳
然と存在しており、非常にシンプルですが、それを理解するには運用も含めた
システム仕様を話すのが最もわかりやすいと考えたからです。
当初、中国人幹部は導入効果の大きさを狙ってカンバンをなるべく多くの品目
を対象に導入したいと考えていました。カンバンを導入すればすぐに在庫削減
などの効果が得られ、かつシステムでカンバン運用をサポートすれば間違いが
ないと考えていたのです。それに対して私は、カンバンには前提条件があり、
合致しない品目はカンバンが適用できないことを説明しました。
彼らは非常に不満で、「こんなに適用範囲が狭いなら導入する意味がない」
「コンピュータのシステムをこう変更すれば適用できるのではないか」と主張
し、会議は何度も紛糾しました。その都度、条件に合わない品目をカンバンに
した場合にどういう問題が起こるのか、なぜ原理原則に忠実かつシンプルにし
ないといけないのか、そしてカンバンの仕組みをコンピュータシステムで小細
工することはまったく意味がないことを何度も説明しました。
カンバンの前提条件を整備するには社内の常識を覆すだけでなく、仕入先に協
力を求めなければならないことも多く、導入直後から大きな効果を期待してい
た彼らにはショックだったようです。前提条件を整備してカンバンの適用範囲
を広げることこそ改善であるという理解に至るまでには、多くの議論と現場検
証が必要でした。一方で私は、JITやカンバンの運用についてはコンサルタン
ト、システム開発ではプロジェクトマネージャー(PM)という両方の立場を同
時に行うことの難しさも感じていました。ユーザーの要望を全く取り入れない
私は、中国人幹部にはさぞかし尊大なPMに映った事でしょう。
情報提供: BiZpresso Vol.28 9月4日発行
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[電話] 0510-8865-3378(SI事業部 直通) / [FAX] 0510-8521-2405
※記事提供:上海漫歩創媒広告有限公司
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